投資プロセス① スクリーニング その2
前回は、銘柄検索に用いる3つのキーワードを共有させて頂きました。
今回はその続き(´▽`)
この銘柄選別方法にたどり着いたきっかけ
本題を始める前に、今の投資手法に行き着くきっかけとなった書籍の紹介を(*´∀`)
それがこちら!
「21世紀投資」という投資関連サイトを運用するv-com2さんの処女作となる本書ですが、私の投資手法の根幹を築いてくれた名著です!(´▽`)
一見派手なタイトルではありますが、中身は堅実そのもので、財務諸表の読み方を易しく解説していたりと、ファンダメンタルズ分析に重きを置いた本となります。
投資初心者の皆様にもオススメで、昇格期待投資のバイブルともいえる一冊です。
水無月の解説じゃ分からん、って方は、是非ともご一読をヽ(^0^)ノ笑
と言うより、昇格期待投資をきちんと知りたい方は読む方が良いかなと(^◇^;)
3つのキーワード「優待」「分売」「分割」を用いる意図とは?
さて、本題。
東証一部への昇格を目指す場合、満たす必要のある基準がいくつか存在します(東証二部などはまたちょっと異なる)。
主な基準としては、(1)株主数2200人以上、(2)時価総額40億円以上、(3)流通株式数2万単位以上といった要件があります。
昇格を目指すにあたり、条件をまだ満たない企業の取り得る戦術には定番があり、その定番実行を適時開示から知るためのキーワードが、先に挙げた3単語となるのです。
条件を微妙に満たしていない企業が、それら戦術を駆使した瞬間をタイムリーに捉えることで、昇格候補に先回りして投資しよう、という訳です(´▽`)
備考:昇格条件の詳細は、以下サイトで確認ください。
株式投資をやった事ない人でも知っている、皆大好き「株主優待」の新設ですね(´▽`)
魅力的な株主優待が新しく設定されると、個人投資家を中心に新たな株主を増やすことに繋がります。
しかも株主優待を継続する限り、優待を楽しみにしている投資家は株主で居続けてくれることになり、株主数の安定確保に寄与します。
同時に、皆が株を欲しくなることで株価は上昇、つまり時価総額の上昇にも効果的な訳ですね。
また、「株主優待の拡充」は優待内容がより魅力的になる場合が多く、新設した時と同じように新たな株主、そして高い株価を呼び込む原動力となります。
株主優待は、廃止になると逆効果が起こったり、企業の財政的負担になることも有るなど、視点を変えればデメリットにもなることは、何となく覚えておくと良いかもですね。
中途半端に終えるのがクセになってきた感もありますが、今日はこの辺で・・・。
投資プロセス① スクリーニング
株式投資を行うならば、まずは投資する銘柄の選定が必要ですよね?(´▽`)
投資の成果はここで決まると申し上げても過言でない、スクリーニングの方法について。
探し出す企業の共通項
私の主な投資対象となるのは、これから事業拡大を志す、成長著しい新興企業になります。
昇格期待の持てる企業の中から、成長著しく、ビジネスモデルにときめく銘柄を絞り込んでいきます。
昇格意欲のある企業 ≧ 成長性の高い新興企業?
私の銘柄選定の取っ掛かりとなるのが、新興市場から東証一部(場合によっては東証二部や東証マザーズ)へのステップアップを狙う可能性のある企業を探すことです。
他の記事で昇格期待銘柄にはこだわらない、と書きました。
が、成長性の高い新興企業を探す切り口として、昇格候補から選ぶ方法は案外と理に適っていますので、そのまま応用している感じです(´▽`)
短期間で東証一部まで駆け上がる意欲を持った企業って、ビジネスチャンスを逃さず捉え、業績拡大に向けて勢いのある企業ばかりですからね!
スクリーニングに用いるツールは?
実は私、証券会社のサイトに良くあるスクリーニング機能って、もう2年くらい使ってません。
私が銘柄を探す時に使用するのが、適時開示情報閲覧サービスTDnetです。
このサイトには、上場企業が自社のステークホルダーに対して公開した「重要な会社情報(いわゆるIR)」がリアルタイムで掲載されています。
このサイトの「適時開示情報検索」を活用していきます。
3つのキーワードで昇格候補銘柄をあぶり出す!
適時開示情報検索では、キーワードと期間を指定して、関連するIRを検索することが出来ます。
ここで用いるキーワードが「優待」、「分売」、「分割」です。
この3キーワードで検索をかけ、引っかかった上場企業のうち、JASDAQ、マザーズ、東証二部などの「東証一部上場では無い企業」について、投資候補リストに載せるか否かを判断していきます。
適時開示情報検索が第1選別、投資候補リストに載せるかどうかのチェックが第2選別、ということになりますかね。
なぜこの3つのキーワードが昇格候補を探し出すのに有用なのか、なぜこのやり方に辿り着いたかは、次の機会に(´▽`)
○○バガーは投資の誉れ?
今回は○○バガーに関する私の考えを。
○○バガーとは?
株式投資をしている方なら、テンバガーまでは経験なくても、ダブル位なら達成された方もいるのでは?(´▽`)
株価が10倍に跳ね上がることを、投資用語でテンバガーと言います。
元々「バガー」は野球のベースを表しているそうで、1試合で10累打という驚異的なパフォーマンスを賞賛する言葉として使用されていたものが、転じて株式投資の世界でも使用されるに至った、とのこと。
○○バガーは狙うべき?
テンバガーは夢物語に近いけど、ダブルやトリプル位なら可能性ありそうだし、ロマンあふれますね?
私もダブルバガーは経験したことありますし、やはり一定の達成感はありました。
ですが、現在は○○バガーには一切こだわりません。
狙うべきかどうかと問われると、こればかりは個人の好み次第かな~と。
○○バガーを狙わない理由
私が○○バガーにこだわらない理由は、それが手段にはなり得ても、目的ではないから。
そして、私は投資の時間対効果を考慮し、無理に個別銘柄の株価2倍、3倍狙いを手段とはしていません。
あくまで私の個人的考えであることを前置きしますが、よほど好材料が出るか、仕手株でもなければ、短期間で株価2倍というのはそう簡単に起こるものでは無いです。
また、2倍化までの道程では、株価の上げ下げも伴います。
○○バガーよりも、総資産の○○倍化
私は1銘柄の○○倍化よりも、総資産の○○倍化をより重視しています。
そうすることが、目的の達成に資すると考えているためです。(´▽`)
あくまでイメージですが、1年で1銘柄の2倍化を狙うのでなく、2か月で1.2倍になる銘柄を4つ探してあてて、総資産を2倍にする、という考えです。
(1銘柄に資産100%集中する訳ではないので、感覚だけ分ってもらえたら)
20~50%位の上昇であれば、2倍化と比べより短期間で起こりやすいという点に、反論はないかと思います。
そのために、その時々で買い時となる銘柄を選択できるよう、投資候補リストを作成しているといえます。
この考え方には賛否両論あるはずですが、私は時間対効果がより高いと考えています。
本日はここまで!
株式投資の目的と目標
今回は株式投資と目標について(´▽`)
株式投資の目的
私が株式投資を始めた目的は、「家族と幸せに暮らすための経済的、時間的自由の獲得」です。割とありがちですね。
株式投資の目標
これを達成するための目標が、「10ヶ年で純資産2億円を獲得する」ことです。
2016年、原資250万円を基準として、年利50%を継続すると2億円に至る、という大味な目標ですね。
目標が雑すぎる?
年利50%の継続なんて非現実的過ぎるというお叱りを頂きそうですが、これはもう実績で示すしかないと考えています。失敗して失笑されても結構(´▽`)
もっと精細な目標でないと意味がない、という向きもあるかもですが、私に10年先までの世界経済を精度高く予想する技術があるならそうします。
いや、その場合は目標なんてわざわざ立てなくても爆益決定ですね(´・ω・`)笑
実際のところ、2年先んじて資産を増やせているので、目標の軌道修正はあってもよいし、別シナリオを立てるのも楽しいかもしれませんね。
現状は株式投資しか考えていませんが、不動産投資なども時勢にあわせて検討するかも?
現在の投資手法について
私の現在の投資手法を端的に表現すると、「保有期間に柔軟性のある逆張りグロース株投資」という事になると思います。
幾つかのキーワードに基づいてこれから成長の見込める銘柄を探し、投資候補リストを作って、主に指値で落ちるナイフを掴みながら、上昇の傾きとピークを加味して利確する。基本はこれの繰り返しです(´▽`)
ここからは、投資をしていて変わったことや変わらないことをご説明します。
【投資を始めて以来変わらないこと】
・多少の出血覚悟で逆張り
⇒底値を確認してから安全に購入する、これでは他者との優位性は出せないというのが持論です。
自分の想定のさらに一段下までは覚悟の上で、反転する確度の高い(と考える)銘柄を買います。
・機械的な、根拠のない損切りはしない
⇒投資するに至った前提が崩れない限りは損切りしません。ただし、より期待値の高い銘柄に集中する意図を持っての戦略的な損切りはします。
下落率(%)を決めた機械的な損切りはしたことありません。
・自分で調べた銘柄以外は購入しない
⇒投資する銘柄は、各種数字を必ず自分で確認したものに限ります。上手な人の選定銘柄を買うことを悪とはしませんが、投資の根拠を他人に委ねることはしないです。
【経験を踏まえ、変わったこと】
・中長期保有にこだわらない
⇒本当に初期は、中長期のファンダメンタルズ投資こそ正統派!、なんて思ってました。
今は結果論として、保有期間が長くなることも短くなることもあり得ると考えています。
・○○バガーにこだわらない
⇒○○バガーに憧れた時期はありましたが、今は1銘柄の騰落より、トータルで見た資産の騰落を重視しています。
・昇格候補にこだわらない
⇒東証一部への指定替えが近く期待できることを主要件にしていましたが、昇格期待投資の認知度が高まり優位性が薄れたと感じているため、今はあまり拘りません。
【市況に合わせて変わりうること】
・銘柄の保有期間と利益確定のタイミング
⇒2017年は上昇後も長く引っ張れば報われる市況でしたが、今年は部分的にでも細やかな利確をしていく方が奏功すると考えてます。
今後は保有期間が伸びることもあれば、さらに短くなることもあり得るかなと。
・投資の判断基準
⇒私が重視する指標はまた別途ご説明するとして、世界経済や地政学リスクなどなども考慮した上で、許容できる水準は変わるはずだし変えるべきだと考えます。
他にも思い付いたら追記するかもです(´▽`)
自己紹介とブログを始めた理由
ブログを開設するにあたって、まずは自己紹介と開設の理由を(´▽`)
自己紹介と現在の投資資産
私は都内在住の30歳、つい先日産まれた息子と妻と3人で暮らす、いたって普通のサラリーマンです(仕事辞めたい)。
ただ、株をやってます。Twitterからお越しいただいた方には特別ではないでしょうが、すっごく株やっています(´▽`)
現在の投資資産は約2,100万です(預貯金や投信等は除く、個別株に投資する資産)
Twitterに少し書きましたが、投資を始めようと志してもうすぐ3年、本格的に始めてから2年半程経ちましたが、資産は原資から10倍間近というところです。
取引はスマホのみだし、内勤のためザラ場もほぼ見れませんが、兼業投資家でもここまでやれました。
ブログを解説した理由
自分自身がその時々で考えたことなんかを振り返る事に加えて、投資で真剣に資産を築きたい兼業投資家の皆さんのお役に立てる情報を共有できたら、という想いからですヽ(^0^)ノ
これから投資に当たって考えていることや、銘柄分析に関することなど共有していきたいと思いますが、初回で飛ばすとすぐバテるので今日はここまで…。